保育園選びに迷っている新卒保育士さんもいるでしょう。保育園を選ぶ際は、待遇などの条件面のほか、園の保育方針や雰囲気も確認することが大切です。
また就職後は、日々の保育で精一杯になってしまいがちですが、「今後はどのように経歴を積み上げていきたいか」という目標を立てて仕事をすることも重要です。自分がなりたい今後の姿や園でやりたいことなど、キャリアプランを考えてみましょう。
保育士のキャリアプランは、基本的には以下のようになっています。
職務分野別リーダーや専門リーダー、副主任保育士は「処遇改善加算」という仕組みによって、近年新しく設置されたポジションです。園によっては、副園長がいる園もあります。
「まだ漠然としていてキャリアの立て方がわからない」という場合は、自分がどういう保育士になりたいかを考えましょう。
これから自分はどういう保育士になりたいのかを考えてみましょう。「自分が年長の時にお世話になった先生のように、子どもに寄り添える保育士になりたい」「実習の時の先生のように、園を引っ張っていける保育士になりたい」など、なんらかの思いがあるでしょう。
また「小さい頃から赤ちゃんが好きだったから乳児保育の知識をつけて専門リーダーになりたい」など、自身の経験をもとに考えるのも有効です。
どういう保育をしたいかを考えましょう。保育方針は、園ごとに異なります。また、公立か私立かでも変わってきます。異年齢保育に力を入れている園や、食育に力を入れている園、子どもの主体性を重んじている園など、さまざまです。
自分の考え方と保育園の方針が違っていると、保育の中で納得できないことが多くなり、向いていない・辞めたいと感じやすくなってしまいます。
実際に、新卒で働く保育士さんの声を紹介します。
園見学やインターンシップに参加し、雰囲気がとても良く、この法人を選びました。入職をして保育記録など大変なことはありますが、周りの先輩方が親身になって相談に乗って下さるので頑張っています。理想とする先輩、笑顔が素敵な先輩で溢れている法人です。
今年の4月から保育士として働かせて頂いています。1歳児クラスの担任となり、日に試行錯誤しながら子どもたちと関わっています。先輩方の助言や温かく見守ってくださるおかげで、自分のやってみたいことに挑戦することができています。
新卒で保育園を選ぶ際には、給与や勤務時間以外に、職場までの通勤距離や保育方針、保育施設の種類などを確認することが重要です。保育施設には、保育園のほか、幼稚園や認定こども園などがあります。また企業内保育園や乳児院などの施設もあります。
自分は子どもとどういう風に関わりたいのか、どんな保育を実践していきたいのかを明確にしてから園を選び、見学に行きましょう。職場内の雰囲気がよいと感じたら、働きやすい職場といえそうです。
2023年1月18日時点で「保育士バンク(https://www.hoikushibank.com/)」にて「埼玉県×認可保育園×20~25万円×正社員×残業なし」で検索して表示された保育園グループの内、採用に関する専用のサイトを持つ保育園グループの中から、埼玉県内の保育施設が多いものから3つをピックアップ。「働きやすさ」についてそれぞれの特色をまとめました。
14施設(戸田公園、武蔵浦和、川越レイクタウン、西川口など)
17施設(大宮、針ヶ谷、日進、北浦和、戸塚安行など)
19施設(浦和常盤、浦和美園、宮原、越谷、草加、八潮などなど)
【選定条件】
2023年1月18日時点で「保育士バンク(https://www.hoikushibank.com/)」にて「埼玉県×認可保育園×20~25万円×正社員×残業なし」で検索して表示された保育園グループの内、採用に関する専用のサイトを持つ保育園グループの中から、埼玉県内の保育施設が多いものから3つをピックアップ。
・『多様性』を重視し、1人ひとりに合った施設を提案
フロンティアキッズ(さつき保育園、つぐみ保育園など)
⇒上記条件の中で唯一、資格手当・役職手当などキャリア手当を明確にしており、なおかつ保育施設ごとに独自の教育理念・環境を提供している。
・『スキルアップ』を重視し、年60回の研修を実施
WITH GROUP/彩保育会(うぃず保育園)
⇒上記条件の中で唯一、研修制度の年間回数などの詳細を明確にしている。
・『システム化』を重視し、AI導入による業務改善を提唱
・アルタナーサリー(アルタキッズ)
⇒上記条件の中で唯一、AI導入による業務改善を提唱している。