こちらの記事では、戸田市による取り組みである「保育士宿舎借上支援事業補助金」を紹介しています。こちらは、保育士が働きやすい環境づくりの一環として、市内の私立保育所等の事業者が宿舎を借り上げるなど条件を満たした場合、事業者に対して補助金を交付するという内容の制度です。下記にて対象となる施設や条件など制度の概要についてまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
戸田市の「保育士宿舎借上支援事業補助金」とは、戸田市内の私立保育所等の事業者が、新たに採用した常勤保育士向けにアパートなどの宿舎を借り上げた場合、事業者に対して補助金を交付する制度となっています。
「私立保育所」とは、戸田市内の認可保育所、地域型保育事業のうち小規模保育事業所A・B型、事業所内保育事業所が該当します。また、補助基準額は1戸あたり月額79,000円が上限と定められています。
対象となる保育士 | 保育士資格を有し、戸田市内私立保育所等に新た(平成25年度以降)に採用された常勤保育士又は 採用された日から起算して5年以内である方のうち、補助対象施設に入居している者 ※個人契約をした宿舎(アパート等)は対象外 |
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補助額 | 補助1戸あたりの月額79,000円が上限 補助基準額の16分の13が補助額。事業者は補助基準額の16分の3を負担 ※国・県の動向により、負担割合が変更となることがあります ※県の補助が対象外の場合は補助基準額の4分の3が補助額。事業者は補助基準額の4分の1を負担 |
対象経費 | 雇用する保育士向けの宿舎借上げに係る経費のうち、賃借料、共益費(管理費)、礼金、更新料 ※敷金、仲介手数料、保証金、更新事務手数料、火災保険料等は対象外 |
補助期間 | 事業者の雇用する保育士が、借り上げ宿舎に入居している期間 ただし、補助対象となる保育士は、事業実施者に雇用された者で、雇用開始の日が属する 会計年度から起算して、5年目の会計年度末までの保育士 |
保育士宿舎借上支援事業補助金における補助対象施設は、戸田市内の私立保育所等の事業者が、保育士を居住させるために借り上げている居住用の家屋が該当します。
保育士本人が家賃の一部を負担している場合には、家賃から本人が負担している分を除いた金額が補助対象経費となります。例えば「家賃10万円、本人負担1万円」となっている場合には、補助対象は9万円となるものの上限が79,000円と定められていることから、助成金額は79,000円の16分の13または4分の3の金額となります。
こちらの制度における補助対象は単身者であることは要件ではないため、家族との同居も可能です。ただし、対象となる職員は「生計中心者である」という条件があります。
対象となるのは「1日6時間以上、月20時間以上の勤務」となっており雇用形態は問わないため、パートでも対象です。ただし、施設長は対象外となるため注意が必要です。
こちらの記事では、戸田市の「保育士宿舎借上支援事業補助金」をご紹介してきました。
こちらの制度は、事業者に対して補助金が交付される制度ですが、事業者はこのような制度を利用することによって保育士のために宿舎を借り上げることができ、保育士自身はその借上住宅に入居することによって、家賃負担が軽くなり生活に余裕が出るというメリットがあります。保育士として転職を考えている場合には、戸田市で働くことも検討してみてはいかがでしょうか。
2023年1月18日時点で「保育士バンク(https://www.hoikushibank.com/)」にて「埼玉県×認可保育園×20~25万円×正社員×残業なし」で検索して表示された保育園グループの内、採用に関する専用のサイトを持つ保育園グループの中から、埼玉県内の保育施設が多いものから3つをピックアップ。「働きやすさ」についてそれぞれの特色をまとめました。
14施設(戸田公園、武蔵浦和、川越レイクタウン、西川口など)
17施設(大宮、針ヶ谷、日進、北浦和、戸塚安行など)
19施設(浦和常盤、浦和美園、宮原、越谷、草加、八潮などなど)
【選定条件】
2023年1月18日時点で「保育士バンク(https://www.hoikushibank.com/)」にて「埼玉県×認可保育園×20~25万円×正社員×残業なし」で検索して表示された保育園グループの内、採用に関する専用のサイトを持つ保育園グループの中から、埼玉県内の保育施設が多いものから3つをピックアップ。
・『多様性』を重視し、1人ひとりに合った施設を提案
フロンティアキッズ(さつき保育園、つぐみ保育園など)
⇒上記条件の中で唯一、資格手当・役職手当などキャリア手当を明確にしており、なおかつ保育施設ごとに独自の教育理念・環境を提供している。
・『スキルアップ』を重視し、年60回の研修を実施
WITH GROUP/彩保育会(うぃず保育園)
⇒上記条件の中で唯一、研修制度の年間回数などの詳細を明確にしている。
・『システム化』を重視し、AI導入による業務改善を提唱
・アルタナーサリー(アルタキッズ)
⇒上記条件の中で唯一、AI導入による業務改善を提唱している。